ソロCDを何枚もリリースしており、テューバ奏者なら1枚くらいCDを持っているかもしれないジム・セルフ(Jim Self)。
何よりもスタジオ・ミュージシャンとして凄まじいキャリア(1600本以上の映画、100枚以上のCDやジングル、テレビ番組に彼の音が入っています)を誇る彼ですが、最近では下記の映画音楽で演奏しているそうです。(左がタイトル、右が作曲家)
Passengers – Tom Newman
Cars III – Randy Newman
Big Friendly Giant – John Williams
Jungle Book – John Debney
Finding Dory – Tom Newman
Star Wars VII – John Williams
またつい最近、待望の新CD「!YO!」をリリースしたばかり。
このCDは「Tricky Lix Latin Jazz Band」と組んだCDで、世界中のラジオで流され、高い評価を得ているようです。
10/9の日曜日にはCDのリリース・パーティーを行うとのこと。良いですねリリース・パーティー。
そしてハリウッド・ボウル・オーケストラ(Hollywood Bowl Orchestra)への参加も26年目を終えたとのこと。
現在は作曲関係で忙しいそうです。こんな感じ。
・パシフィック・シンフォニー(Pacific Symphony)による「Tour de Force」のライヴ録音が「Instant Encore」からリリース。
・テューバ・ユーフォニアム八重奏の新作「Shindig」がテネシー工科大学で行われるウィンストン・モリス(Winston Morris)(※ご存知の方も多いかもしれませんがテネシー工科大学でチューバとユーフォニアムを教えている教授でテューバ奏者)の50周年記念祝典で初演される。
・4本のトロンボーンとテューバのための新作「Bottoms Up」が今月(10月)、カリフォルニア州立大学フラトン校でパシフィック・シンフォニーのロー・ブラスによって初演される。
もちろん奏者としても忙しく、来週にはパシフィック・シンフォニーでチャイコフスキーの交響曲第4番を、シーズン後半にはプロコフィエフの5番とマーラーの2番を演奏するそうです。
パシフィック・シンフォニーはロサンゼルス・オペラ(LA Opera)でプラシド・ドミンゴと指揮者ジェームズ・コンロンとともにヴェルディの「マクベス」の7回公演の真っ只中でもあります。
今月はほかにもパサデナ交響楽団(Pasadena Symphony)での首席奏者としての43年目が始まります。(リムスキー=コルサコフのシェヘラザード)
南カリフォルニア大学でのテューバの教授としても41年目を迎えます。
以上、ジム・セルフの近況まとめでした。
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